転職してすぐ適応障害になって会社を辞め無職になって初めて感じたこと。
それは自分が「自分らしく生きる」とは何かをまったくわかっていなかったということでした。
転職前の会社ですでにうつ病や適応障害だったのでは?と最近思うように。
アホほど真剣に働いたと思っています。仕事をしている間は、周囲の期待や社会のルールのために、必死朝から夜まで、終わりのない仕事に追われ、自分の時間などありませんでした。
仕事が趣味だとジョークで言ってもジョークにならないくらい。
事務員さんからは「ご自愛ください」と、毎日心配されるくらいがむしゃらに働きました。
そんな自分が好きでした。しかし、無職になり仕事から解放された瞬間に自分という存在について真剣に考えるように。
仕事が趣味だった人間が仕事から解放されたとき、最初は「無職」というレッテルが心に重くのしかかりました。
自分には価値がなく、何の役割にも慎重と感じる瞬間が何度もありました。
日々の忙しさから解放された時間の中で、少しずつ「自分って何か?」を考えて時間が増えていきました。
無職という状況は、ある意味で「空っぽの自分」を見つめる機会を与えてくれたのかなと思ったりします。
仕事のない自分は…何も残らない人間…趣味も友達も居ず何もない…
しかし、今までほったらかしだった家族が私を支えてくれるということも感じました。
無職になって最初に知ったのは、これまで自分が他の人の期待に縛られていたかということ。
そして私がぶっ壊れた時に助けてくれるのは会社でも会社の社員でもなく家族だけだという事。
仕事に追われる生活から一歩落ち着いた場所で、自分が本当に何を求めていたのかを振り返ってみました。
無職で過ごす時間の中で、少しずつ考えれるようになってきた「自分らしさ」とは何か。
一番楽しく幸せだったのは給料はかなり安かったけど8時~17時の自動車整備士でした。
なんの責任もなく(もちろん整備は本気)、好きな車を触ってお給料をもらって。
暇なときは自分の車を洗車して…すごく充実した毎日でした。
強いて言えば、あの時の時間を今みたいに勉強に使っていたら…とか考えると負の連鎖なので考えないいことに。
仕事だけ焦点を当てた人生ではなく、自分の価値観や信念、そして自分が大切にしたいものを大切にする。
今の自分にとって「自分らしい生き方」とは、周囲の期待に応えることでなく、自分のペースで、無理をせずに生活することだと思ったり。
さて、まだ答えが完全に出たわけではありません。
しかし、無職になったことで、新しい視点を得ることができました、これからの人生をどのように一度でいくと考える貴重な機会を得たともう少し考えてみます。
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