適応障害を発症したことで、私の生活は大きく変わりました。
それまで、仕事が趣味というほど仕事に全力を注いで走り続けていた私は、突然する事とやる気を失いました。
適応障害になり自分を見つめなおす中で、自分は周囲の期待に耐える日々が、心身に大きな負担をかけていたことに気づいたのです。
無職になり、キャリアと自信を失い回復のプロセスをどうやって行くか。最近ではそう悩むようになりました。
最初に学んだのは、無理せず「休む」ことの重要性です。
仕事に追われる生活の中では、「休むことは逃げだ」という考えがありました。
ご自愛ください。事務員さんからメールや電話で言われることが自分は必要とされている!と会社を背負って頑張ってました。
しかし、転職後の適応障害の診断を受け、医師から「まずは休んでください」と言われたとき、転職前から病んでいた…
初めて自分の心と体が限界を迎えていることを理解しました。
結局、「ゆっくり家族のもとで休む」これが自分を回復させるための最初の一歩だったのです。
回復の道は、徐々に進むものではありません。
大きな変化を期待すると、自分にプレッシャーをかけてしまうため、私は毎日「小さな目標」を設定することに。
「本を読む」「映画を見る」「好きな音楽を聴く」「家族との時間を大切にする」
といったものから始めました。この小さな幸せ体験を積み重ねることで、少しずつ適応障害はよくなっていると思います。
回復の段階は一人では難しいと感じることが多々ありました。
最初は周囲に迷惑をかけたくない気持ちというものが強く、助けを求めるのに抵抗が。
自分は強い人間。この考えが駄目だった。家族、専門家のサポートがなければ、回復は難しかったと思います。
また、カウンセリングによって適応障害の原因を冷静に見つめ直して、どうすれば自分を守りながら生活していけるのかを考えられるように。
周囲と自分を比較するのではなく、自分の心と体に耳を傾け、無理なく進むことが大切だと感じました。
まだ時々後退しているように思います日もありますが、それも回復の一部だと考えるようになってきました。
適応障害からの回復は簡単ではありませんが、小さな一歩を積み重ねて、確実に自分自身を続けていけるのだと思います。
この無職期間は、人生の中でも貴重な時間。まだ自信を取り戻していません。
そこで、資格をいくつか取ろうと思っているのと、前からやっていた副業を次のレベルへ行けるかどうかチャレンジしてみようと思ます。
自分の自信を取り戻すように。
自分自身と選択い、次に進むための準備をすることができる今、この時間を大切にしながら、ゆっくりと回復の道を心得ております。
これからも焦らず、自分のペースで一歩ずつ進んで行こうと思います。
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