仕事が趣味と笑いながら突き進んできた私が、適応障害という診断を受け、無職になってから半年が経ちました。
この期間、自分のキャリアについて何度も考えました。
「適応障害」になってしまった私のキャリアは一体どうなったのでしょうか?
ここで一度整理してみたいと思います。
目次
仕事人間だった私が適応障害に
振り返ると、私は仕事に全てを捧げてきました。
- 残業120時間超え
「これくらい当たり前」と言い聞かせ、休みなく働いていました。
仕事が終わらなければ帰らない。自分の時間はすべて仕事に費やす、そんな日々が続いていました。 - 無理が重なり心と体が限界に
そんな生活を続けるうちに、徐々に心が悲鳴を上げ始めました。
しかし、当時の私は「自分は強い」と思い込んでいました。
それが適応障害という診断を受けたことで、初めて自分の限界に気づかされました。
転職でのパワハラと適応障害への道
そんな中、「このままではいけない」と考え、転職を決意しました。
ビズリーチでスカウトを受け、新しい環境で自分を試そうと意気込んだものの、そこには想像以上の試練が待ち受けていました。
- M&A後の混乱した環境
新しい職場は、M&Aで買収されたばかりの会社。
私は次期社長候補として迎えられましたが、引き継ぎのプロセスは無秩序で、「見て学べ」という無理難題を突きつけられました。 - 意味不明なパワハラの日々
元社長からの怒号や理不尽な指導が日常化し、次第に心身ともに追い詰められました。
「お前で3人目だ」「会社が潰れるのはお前のせいだ」という言葉に、耐えきれなくなりました。 - 2ヶ月で適応障害と診断、無職に
わずか2ヶ月で心が壊れ、診断結果は「適応障害」。
退職を申し出ましたが、会社からの引き止めやプレッシャーが続き、辞めることさえも一苦労でした。
結果的に退職できたものの、この経験は自分のキャリア観を大きく揺るがしました。
半年間無職で感じたこと
無職の半年間は、自分にとって初めての「休息」でした。
最初は焦りや罪悪感でいっぱいでしたが、少しずつ心境が変わっていきました。
- 自分を見つめ直す時間
無職の時間は、自分がこれまで何を求めていたのか、何を大切にしていきたいのかを考える貴重な機会になりました。 - キャリアへの再認識
これまでの経験が無駄になったのではなく、それをどう活かしていくかを考えることが新しい視点をもたらしてくれました。
私のキャリアはどうなる?
半年経った今、私のキャリアはまだ完全に形作られていません。
それでも、いくつかの方向性が見えてきました。
- 再就職の可能性
安定を重視し、もう一度企業で働く選択肢。
職業訓練校や転職エージェントを活用しながら、自分に合った職場を探しています。 - 独立の可能性
これまでの経験を活かして、自分自身のペースで働ける環境をつくることも視野に入れています。 - 新しい挑戦
生成AIやSNSなど、新しいスキルを学び、これを活かした仕事を模索中です。
適応障害が教えてくれたこと
適応障害を通して気づいたのは、「自分を大切にすること」の大切さです。
無理をし続けて壊れた経験は、もう二度と繰り返したくありません。
だからこそ、次に選ぶ道では、自分の心と体の健康を最優先にしていきたいと考えています。
まとめ
半年間の無職期間は不安も多かったですが、これまでのキャリアを見直し、新しい可能性を模索する貴重な時間となりました。
これからの目標は、「自分らしい働き方」を見つけ、過去の経験を生かしながら新しいステップを踏み出すことです。
同じように適応障害や無職という状況に悩んでいる方がいれば、一緒に少しずつ前に進んでいきましょう。
このブログを通じて、その道のりを共有できれば幸いです。
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