職業訓練校に通い始めて、グループワークが始まりました。
内容は「プレゼン発表」。
班ごとにテーマを決めて、全員で話し合いながら資料を作り、最後に発表するというもの。
こういう作業、実は結構好きなんです。
仕切り役は得意だけど…
過去の仕事で現場監督や施工管理をしていた経験もあり、自然と仕切り役を任されることになりました。
自分は課題解決に対して順番に解決していくということが得意な方だと思っています。
なので、話し合いの進行役やタスク分担を決めるのは得意分野です。
誰がどの部分を担当するのか、どう進めるのか、全体を見ながら調整するのは、これまでの仕事で培ったスキルが活きている感じがします。
「これなら得意分野だし、余裕だな」
と思っていたんですが、問題はその先にありました。
書くのが苦手…特に漢字!
資料作りの中で、自分が担当することになったのは仕切り(進行)です。しかし、
「キーワードやテーマをまとめて書く」
という作業。普通なら簡単に思えるかもしれませんが、ここで大きな壁にぶつかりました。
そう、漢字が全然出てこない!
「~するべき」というフレーズを書くとき、「べき」の漢字が分からない。「従う」とか「遂行」みたいなビジネス用語も、どう書けばいいのか迷う。
書く人はいるけどまとめるのにどうしてもメモすることが必要で、今までパソコンやスマホで対応していた私。
課題ノートにメモを取るというのが…
普段どれだけ漢字を書いていないかを痛感しました。
頭の中で「これで合ってるかな?」と迷う時間が増え、結果的に資料や意見まとめがガタ落ちに。
プレゼン発表 – 苦手な部分もみんなでカバー
苦手な部分を班のメンバーに正直に伝えると、意外にも快くフォローしてくれました。
「漢字は私が書くから、代わりに進行役をしっかりお願いね」
と言われて、少しホッとしました。これもグループワークの良いところだなと感じました。
そして、プレゼンや発表が苦手な私。
発表は元営業の方が担当してくださりました。
最初は不安もありましたが、バラバラなメンバーがしっかりと一つになり課題を大きなトラブルもなく終えることができました。
学んだこと – 得意と苦手を補い合う大切さ
今回のグループワークを通じて、得意分野を活かしながら苦手な部分をどう補うかが大切だと学びました。
仕事でも同じですが、すべてを一人で完璧にこなすのは難しいです。
だからこそ、他の人の力を借りたり、逆に自分がサポートすることでチームとして成果を上げることができます。
適応障害で無職になり、職業訓練に通い始めた自分にとって、こういった経験は大きな学びとなりました。
得意な部分を伸ばしつつ、苦手なところは無理せず助けを求める。そんなバランス感覚をこれからも大事にしていきたいと思います。
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