職業訓練校でシーケンス制御を学び始めてから、「A接点」「B接点」という言葉がよく出てきます。
実はこれ、前職でもリミットスイッチやソレノイドで頻繁に使っていました。
でも正直、仕事では「つながっているか、つながっていないか」という直感的な使い方だけで済ませていたんです。
今回、基礎から勉強してみると、その仕組みや意味がすごく奥深いことに気づきました。
シーケンス制御の世界を理解するうえで、このA接点とB接点の基本を学ぶことは避けて通れません。
A接点・B接点とは?
- A接点(ノーマルオープン)
スイッチがOFFの状態では回路が開いていて、ONにすると回路が閉じる接点のこと。
→ 電気が流れるのはスイッチを押したとき
例)リミットスイッチで「ある位置に来たら電気を流す」など。 - B接点(ノーマルクローズ)
スイッチがOFFの状態では回路が閉じていて、ONにすると回路が開く接点のこと。
→ 電気が流れるのはスイッチを押していないとき
例)非常停止スイッチで「押すと回路を遮断する」など。
これらはリレーやソレノイドを含む多くの制御回路で使われる基本的な要素です。
仕事で使っていた当時は、正直「つながっているか、つながっていないか」で理解していたけれど、実際にはこうした定義があることを知ると、改めて奥深さを感じます。
リレー回路を組めるように!
職業訓練の授業では、A接点・B接点を理解した上で、リレー回路を実際に組む練習をしています。
例えば、スイッチ一つで複数の動作を制御したり、タイマーを組み合わせて動作の順序を変えたり。
- A接点・B接点の組み合わせがカギ
「スイッチを押したらこのモーターが動くけど、こっちが止まる」といった制御も、A接点・B接点の組み合わせで簡単に実現できます。 - リレーを理解すると広がる可能性
これまで「リレーって複雑そう」と思っていましたが、基本を知ると、「こんな制御もできるんだ!」と楽しくなってきます。
仕事の経験が学びを後押しする
前職でA接点やB接点を使った制御を経験していたことが、今の学びを深める助けになっています。
ただスイッチの状態を確認していただけのころとは違い、回路の仕組みを理解することで、さらに実践的なスキルを身につけられそうです。
今では「リレー回路を自分で組めるようになった!」という小さな自信がつき、授業がどんどん楽しくなっています。
まとめ:基本を学ぶことで広がる制御の世界
A接点・B接点は、仕事では当たり前のように使っていたけど、その基礎を学ぶことで制御の仕組みが一気に理解しやすくなりました。
これまで「感覚」で使っていたものが「理論」として頭に入ると、シーケンス制御がさらに楽しく感じられるようになっています。
今後も制御や回路設計のスキルを深めていきたいと思います。
同じようにシーケンス制御を学んでいる方や興味のある方がいれば、ぜひコメントで情報交換をしましょう!
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最後までお読みいただきありがとうございました。今後も職業訓練での学びをシェアしていきますので、引き続きよろしくお願いします!
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