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妻がうつ病・私が適応障害。精神疾患の家族はお互いが疲れる

「妻がうつ病、私が適応障害」

この言葉だけを聞くと、どれだけ家庭が大変な状況にあるか想像できる方もいるでしょう。

実際、精神疾患を持つ家族が同じ空間で生活をするというのは、簡単なことではありません。

お互いを支えたい気持ちがあっても、それがプレッシャーになり、時にはお互いを傷つける結果になることもあります。

我が家は妻が先にうつ病になりました。

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妻の負担を減らそうといっぱい稼ぐ!と頑張った結果、私も適応障害に。

うつ病の家族と生活するのはホントに大変です。そして適応障害の私と暮らす妻も感じているでしょう…

お互いに疲れ病んでいく…

私たち夫婦がどのように日々を乗り越え、家族として支え合おうとしているのか、その葛藤や発見をお話しします。

目次

お互いが疲れ病むという現実

適応障害を発症したのは、私が転職先でパワハラに遭ったことがきっかけでした。

新しい職場での理不尽な対応に耐えられず、2ヶ月で退職。

無職となった私は家にいる時間が増えました。

私が転職しようと考えたのは妻のうつ病があったことも大きな要因の一つです。

うつ病の症状である無気力や疲労感は、生活のあらゆる場面で現れます。会話一つ一つに…

食事や家事が滞りがちになり、それを見ている私も焦燥感に駆られていました。

私がもっと稼げば…そう思い、1年息子が我慢してくれれば単身赴任先に呼んで…といろいろ考えていました。

しかし、私が適応障害で無職に…それで家に帰ってきて無職ニートに。

不安定要素が2つに増えました。調子の良い日は良いけど、期限の悪い日は些細な一言がうつ病に刺さります。

そして、罵りられる私の心も…私の心も、どんどん疲れていくのがわかりました。

片付けても片付けても片付かない家…ものを捨てようとすると罵りられるのとも…

些細なことで喧嘩になったりします。

病むことを責め合わない努力

夫婦がお互いに精神疾患を抱えていると、どうしても「自分ばかり大変」という感情が出てきます。

実際、私も「なんで妻がもっと頑張らないんだ?」と思ってしまうことがありました。

でも、ある日、妻がぽつりとつぶやいた言葉にハッとしました。

「私だって、もっと頑張りたいんだよ。でも、どうしても体が動かないの」

その瞬間、自分も適応障害で仕事ができなくなったとき、どれだけ無力感を抱いたかを思い出しました

「わかってくれない」という気持ちは、妻も私も同じだったのです。

お互いを支えるためにしたこと

  1. 感情を素直に伝える時間を作る
    毎晩、簡単なルールを設けて「今日感じたこと」をお互いに話す時間を作りました。「疲れた」「つらい」「感謝している」といった気持ちを共有するだけで、少しだけ心が軽くなるのを感じます。
  2. できる範囲での家事分担
    無理のない範囲で家事を分担しました。調子のいい日はお互いに手伝い合い、調子が悪いときは「今日は何もしなくていい」と声をかけることで、負担を減らすようにしています。
  3. プロの助けを借りる
    精神科やカウンセリングを利用し、お互いの気持ちを専門家に相談するようにしました。家族だけでは解決できないことが多いと気づき、第三者の助けを得ることにしました。

お互いが「完璧」になる必要はない

精神疾患を抱えると、「相手に迷惑をかけないように」と無理をしてしまいがちです。

でも、それが負担になり、結果的にお互いを追い詰めてしまうこともあります。

私たちが学んだのは、「完璧を目指さない」ことです。

お互いがつらいときは無理をせず、助けを求めることが大事だと気づきました。

今後の目標

私たち夫婦にとって、この状況がすぐに解決することはありません。

適応障害も、うつ病も、時間をかけて向き合う必要があります。

それでも、「お互いが一緒にいられること自体が幸せ」と思える瞬間が増えてきました。

家族だからこそ、お互いを支え合うことができます。

無理のない範囲で、一歩一歩前に進んでいこうと思います。

竹久夢藤
残業120時間軽く超え半年休みなし!家に帰るのは正月だけ。趣味は仕事…増えていく責任と仕事…変わらない会社に嫌気がさし転職。たまたまビズリーチのスカウトから転職オファーを受ける。単身乗り込んだ地で毎日意味不明なパワハラ…ハイクラス転職かこれ…2ヶ月で適応障害に。妻子持ち無職になってしまった…
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