これまでアホほど働いていた竹久夢藤です。毎月残業120時間を軽く超え、半年で家に帰るのは正月だけ。しかも休みはない…
そんな仕事が趣味というくらい仕事人間だった私が無職になってから、これまで当たり前だった日常が少しずつ変わってきました。
いつも怒っている…機嫌が悪い…自信満々…そう思われていた私が転職後すぐに適応障害になったなんて誰も信じないと思います…
しかし、せっかく休みで家に帰ってもパソコンと資料、携帯はいつも持っているという生活…仕事のことが気にならない日々。
パワハラが原因となっていますが、今までの仕事も考えるとるべくしてなったという適応障害だということでしょうか…
そんな私ですが、適応障害無職になって一つだけいい点があるとすれば、家族との時間が増えたということです。
出張が多い私は家を空けることが多く、妻や子供と一緒に過ごす時間も少なく、休日もない状態でそもそも年に半年は家に帰らない感じでしたから…
息子と過ごす時間や、家族で食卓を囲む時間が増えたのは嬉しいことです。
今までは家にいる時間が短かったから家の中で「自分の役割」って意識することはなかったんです。
しかし、無職で家にいる時間が長くなると、自然と家事や子供の世話?相手をするように。
働いている時は家庭の中で「稼ぎ手」としての役割が大きかったので、アホほど働いているだけでよかったんです。
しかし、無職になり収入がゼロになるとそのバランスが崩れて、気持ちが揺れることが多くなりました。
息子は野球部でお金がかなりかかります(こんなにかかるとは…)。無職になった今、それを支えることができるのか不安がよぎることもしばしば。
野球の練習を一緒にできるのは良い変化だと思うのですが、右腕が動かないことでできることは少ないですが…

息子との時間だけではありません。妻とは今までLINEで会話することが多かったのですが、無職になってよく話すようになりました。
私が適応障害というのと、妻がうつ病ということもあり高頻度でぶつかり合いながらですが…
一緒に過ごす時間が増えるのはいいことだと思っていましたが、適応障害とうつ病の2人が一緒にいる…現実はそう単純ではありませんでした。

自分の家なのにどこか居心地が悪く感じる時があります。こんなに長く家にいなかったからかな。
私自身も、仕事がないことで気分が落ち込む日があるので、その空気が家庭全体に影響を与えます。
妻がやっていたことをあたしもやっていると思ったら自分が嫌になってきます。
無職になると家族との時間ができることは良いと思いますが、実際にはそれに伴う様々な変化や困惑が生まれてきました。
役割や立場を考えさせられるようになり、時にはそれがストレスになることもあります。
お互いが精神疾患を抱えていたら余計に…
色々考える時間が増えたからダメなのかな…早く就職してがむしゃらに働くべきなのか。
しかし、それでは根本的には何も解決しないと思います。今後どうやっていくかまだまだ悩みはつきません。
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