適応障害を経験した私が、一番感じたのは「働き方を見直す必要がある」ということです。
それまでの私は「仕事が趣味」と言いながら、アホほど働いてきました。
毎月の残業時間は軽く120時間を超え、家に帰らない日々が続きました。
たぶん、その頃から心身ともに限界を迎え適応障害・うつ病だったんだろうと感じています。
転職⇨パワハラから適応障害無職になって、自分を振り返る時間ができたからこそ見えてきた「これからの働き方」。
今回は、適応障害を経験してわかった働き方の見直しポイントを共有します。
働き方の優先順位を見直す
以前の私は、とにかく仕事が最優先。
家族や自分の健康よりも、仕事の納期や成果を優先していました。
父親が居ない長男の私。喪主のはずの祖母の葬式も当日の5時に帰り夕方には自分の妻と子供を置いて実家を出発していました。
しかし、適応障害を経験して、仕事だけが人生ではないと気づきました。
これからは、仕事だけに全てを注ぐのではなく、「家族との時間」や「自分の健康」をしっかり優先することを心がけています。
働き方の優先順位を見直すことで、心の負担が軽くなりました。
休むことを恐れない
「休む=怠け」と思い込んでいた私は、休む時間も仕事のことを考え、常に緊張状態にありました。
しかし、適応障害を経験して初めて、心と体を休ませることの大切さに気づきました。
定期的に「何もしない時間」を作ることを意識しています。
週末は家族と特に息子の野球に付き合って過ごしたり、趣味探しに没頭したりする時間を大切にしています。
自分の限界を知る
無理を重ねた結果、適応障害を発症した私は、自分の限界を知らないまま走り続けていました。
とにかく負けん気の強い私は3倍返ししてやると適度に折れ、誰にでも最後には言うことを聞いてもらうように噛みついていました。
無職になった今、ようやく「どこまでが自分にとって無理のない範囲なのか」を考えられるようになりました。
そもそも煮え湯のようなものが時たま仕込まれる様な仕事を続けてもいいのか??
今後の働き方では、体調や気分に耳を傾けながら、無理をしないラインを守って働くことを心がけ自分に素直になれる仕事を模索中です。
働く環境の選び方を重視する
転職後、パワハラが原因で適応障害を発症した経験から、「環境選びの重要性」を痛感しました。
どれだけ仕事内容が好きでも、職場環境が悪ければ心を壊してしまいます。
これからは、職場の雰囲気や上司との相性、働きやすさを重視して職場を選ぶつもりです。
収入だけでなく、自分に合った環境を見つけることが大切だと感じています。
自分の価値観に合った働き方を探す
適応障害を経験したことで、自分が本当に大切にしたいものが何かを見直す機会になりました。
家族との時間を増やすことや、自分のペースで働くことが、今の私にとって大切な要素です。
フルタイムの仕事に戻るだけでなく、副業や在宅ワークなど、自分の価値観に合った働き方も視野に入れています。
まとめ
適応障害を経験したからこそ、これまでの働き方を見直し、自分にとって本当に大切なものが見えてきました。
働き方を変えることは簡単ではありませんが、自分らしく働き、心と体を大切にする選択をしていきたいと思います。
同じように働き方に悩む方が、少しでも参考にしていただけたら嬉しいです。
「働き方を見直すことは、人生を見直すこと。」
焦らず、一歩ずつ進んでいきましょう。
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