現在、適応障害で無職となっている竹久夢藤です。
高校生の時に父親が首つり自殺をしたという話しを前にしました。
そこから明日食べるお米がないような極貧生活を送ることとなったのですが、その時の坊さんの話しも私は忘れません。
死んでもお金が必要なんです。
そして、これから一家の生活がままならなくなり路頭に迷うような家族からもきちんとお金の請求をするのが坊さんだと私は高校生ながらに学びました。
その時のことを今日は書いていこうと思います。
父親が首つり自殺
高校に入ってすぐの6月に私の父親は自宅裏の納屋で首つり自殺をしました。
前日には少し泣きながら私と話ししたのですが、私はその異変に気が付くことができませんでした。
また、明日の夜に話ししよう。しかし、父には次の日の夜は来ませんでした。
この話はまた今度詳しく書こうと思います。私もいまだに引っかかっているところだから家族や友達に話しできないのだと思っています。
そんな父親が自殺したあと、家族や父親の兄弟や親せき全員が狭い我が家に集まりました。
とにかく悲しんでいるなか、葬式はしないといけません。
知り合いの警察官と救急車が来て現場検証が終わったころ、私は学校に連絡が入り家に帰ることになりました。
そこらへんはあまり覚えていません。
葬式の準備
とにかく悲しい。そっとしておいて欲しいなか、葬式の準備が始まりました。
私の父親は田舎の長男でお姉さんが3人いる末っ子でした。
父親が母親(私から言うと祖母)と一緒に生活していたので、葬式を仕切るのは私の母親ではなくお姉さん3人と祖母。
葬式はとにかく盛大に。大きな会場を借りて。喪主は高校生ですが長男なので私に…
本当に残された私たち家族のことよりも田舎の名誉?自分の家柄?のための葬式のようで私たちには何の発言権も…
そして支払うのは父親が自殺してお金も頼りもない母親。
私たち兄弟3人と母親はとにかく言われるまま父親の亡骸の横で呆然といるだけでした。
葬式は全部父親のお姉さん3人と祖母が段取りをすることになってましたから。
葬式が終わり清算を…
葬式が終わり清算することとなりましたが、会場代や小物、弁当などはもとから請求書があったのである程度は覚悟していました。
それでも考えられない金額でした。父親の年収の半分は飛んだんじゃないでしょうか…
貯金もないしこれから収入もなくなる家族の葬式がこれか??と、葬式が終わり落ち着いたころに感じた私。
こういう社会の闇が、ここからグレていくきっかけだったのかもしれません。
それで一番驚いたのがお坊さんに拝んでもらって戒名を書いてもらうのには相場があるということを知ったのでした。
と、いうのもこの戒名にこの金額では…と後から請求が来たのです。
戒名も父親のお姉さん3人と祖母が一番いいものにしたようなのですが、父親の給料3ヶ月分くらい請求されたと…
約1ヶ月分渡していたのが後から請求が坊さんから来たのですからビックリ。
私は坊さんをこの時から信用しなくなりました。
宗教とは…「坊主丸儲け」という言葉を聞いたことありますが、まさにその通りだと。
私たち家族は葬式だけで多額の借金を抱え自殺した父親のいない生活をスタートするのです。
そんな中、坊主は金ぴかの時計に外車乗って戒名代が少ないと請求して、私たちは先日はありがとうございました。すいませんでした。
と神様を称えるように扱うのですから。
高校生ながらに思うことが色々ありました。私は坊さんを信用しませんし、死んだらこういう思いを息子にはさせないように今から考えておこうと思っています。
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