「パパはまたどっか行くん?やったー!」息子の悲しそうな顔

12月から、今後の転職を考えて職業訓練校へ行こうかどうしようかと妻と話しているときでした。

「パパはまたどっか行くん?やったー!」

息子からこのセリフを聞いたとき、私の心に深く響きました。

今まで仕事に追われ、長期出張で家を空ける日々が続く中、息子はパパが家に居ない日にもう慣れたと思っていました。

適応障害無職ニートになり家に帰ってきてもうすぐ2ヶ月。

毎日小言を言ったり怒ったりする機会が増えてきたと感じています

そんな中で見せたあの表情。どこか寂しそう。

小さな声で、「やったー!」と少しはしゃぐように見せながら、実際にはその表情に本心が表れているのです。

出張や長時間の残業が続くと、家族との時間がどれだけ貴重かを改めて痛感します。

息子も、「パパは仕事だから」と理解しているつもりでいるのでしょう。

本当のところ心のどこかで「パパともっと一緒にいたい」と思っているのかもしれません。

それに気がついてない私。気がつこうとしていなかった私。

気づいた時、私の中にもさまざまな感情が渦巻きました。

子供の前で、たとえ口では「またどこか行くね」と軽く言っても、心では「本当はずっと家族と一緒にいたい」という気持ちが募ります。

今の自分の仕事や生活が家族にどんな影響を与えているかを考え直すことが、きっと必要なのかもしれません。

「パパはまたどこかに行くんだ」という言葉の裏にある息子の小さな寂しさを心に刻みながら、無理なく考えていきたいと思います。

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