職業訓練校に通い始めて数週間が経ち、少しずつ新しい環境に慣れてきました。
この期間で感じたのは、自分の強みと課題が以前より明確になってきたということです。
普段は意識していなかった自分の特徴が、訓練の中で浮き彫りになっています。
自分の強みとして気づいたこと
まず、自分が持っている経験値や仕事への姿勢が、意外と役立つ場面が多いと気づきました。
これまで仕事ではいろいろなプロジェクトに携わり、責任ある立場で業務を進めてきました。
そのため、グループワークでは自然と進行を任されることが多くなりました。
他の受講生の中には、まだ仕事経験が浅かったり、指示待ちが多かったりする方もいるので、自分から率先して意見を出すことで「まとめ役」のようなポジションにいることが増えました。
過去の経験が、今の自分を支えていると実感する瞬間です。
また、タイピングやPC操作に関しては、これまで副業や仕事で慣れていたこともあり、かなりスムーズに進められています。
職業訓練校では、基礎的なスキルから学ぶことが多いため、自分にとっては「今までの努力が報われている」と感じる部分も多いです。
課題として感じること
一方で、自分の課題も見えてきました。
一番大きな課題は、他人とのコミュニケーションや共感力です。
グループワークでは、意見を引き出すことや相手の気持ちを察するのが得意ではなく、時折空回りしてしまうことがあります。
特に、自分の価値観やペースが他の人と合わない場面では、ついイライラしてしまうこともあります。
これまでの仕事では、結果を求めるスピード感を重視していましたが、職業訓練では「全員で学ぶ」というスタンスが求められます。
そのギャップに戸惑うこともしばしばです。
また、知識やスキルに関しても、どこまで自分が追求すべきなのか迷いがあります。
新しい分野を学ぶ中で、自分の適性や興味がどこにあるのかを見極めるのが難しく感じています。
自分を見つめ直す時間
職業訓練校に通いながら、自分が持つ強みと課題を再確認することで、次のキャリアに向けた準備ができると感じています。
強みを伸ばしつつ、課題に向き合うことが、今後の成長につながるのではないでしょうか。
これからも訓練の中で得られる気づきを大切にしながら、自分らしい働き方を模索していきたいと思います。
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